B000ICL3Z6 ブレイブ ストーリー
亀山千広 宮部みゆき 千明孝一
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-11-23

by G-Tools

原作より先にDVDに手をつけた。あらましを知っておけば十分かと思って。
するとカットされた部分の大きさが推測されて、余計に原作が読みたくなったという皮肉。


ファンタジーとしてはまさに王道。それに画面がとてもきれい。画面の美しさは、FTを楽しむために不可欠な要素。
異世界を「ヴィジョン(幻視?)」と呼ぶのは面白いと思ったけれど、ほかの設定や小道具はいかにもRPGを彷彿とさせるので、そこがちょっとつまらない。
でも、物語の核では、人として生きるためにとても大切なことが説かれている。特に本当の「勇気」とは何かということについて。
この話のクライマックスを見て、誰かの言葉を思い出した。「真の勇者は真の恐怖を知っている」
主人公ワタルと彼の友人であり敵でもあるミツルの対比は、テーマを出す上で、とてもうまく仕組まれているなと思った。見事に白と黒。
たぶん、この作者の他の作品でも、物語の核には同じようなことが据えられているのでは、と思う。まだ「火車」しか読んだことがないけど。

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