B000XSL01M 「ベクシル-2077日本鎖国-」通常版
谷原章介 黒木メイサ 櫻井孝宏曽利文彦
エイベックス・エンタテインメント 2008-01-25

by G-Tools

「ハイテク鎖国」という設定に騙され惹かれて借りてみた。
高度にロボット工学が発展したとされる日本が、鎖国の元でどんな道を進んでいたかをアメリカ側から見る話。
以下、ちと辛口の感想。


いやはや、観ながら途中で何度も「これってメイドインジャパンだよね?」と突っ込みを入れたくなった。それほどB級ハリウッド映画風味満載。「衝撃の事実」の中身とか、実は恋愛を軸に物語が進んでいたとか、同朋がいっそ清々しいほどに戦死して消えてゆくとか。(清々しいといえば、ラストは本当にきれいさっぱり…〈略〉…だったな)
他には主人公がアップルシードのヒロインそっくりだとか、戦闘用スーツがパ○レイバーを想起させるぐらいは、まぁいっかと流せるにしても、日本人とされる人々の顔立ちがバタくさいのと、ラスボスが弱っちいのはちょっとなあ。
一番問題なのはたぶん、ハイテク技術(含むアンドロイド化)に対する哲学みたいなものが作品の中に流れていないってことだろう。
もっとも、最初からB級を楽しむつもりなら問題ないけどね。
そうそう、ひとつ収穫だったのは、旧東京の外に広がる果てしない荒野と、荒野の中でジャグと呼ばれる巨大な金属製のワーム(イモムシ)が暴れ回るシーン。これは圧巻&想像力を妙に刺激する。

広告