4061486470 若おかみは小学生!〈PART3〉花の湯温泉ストーリー (講談社青い鳥文庫)
令丈 ヒロ子
講談社 2004-04

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質の良いエンタメを読むと、幸せな気分になれます。(^.^)
美味しそうな食べ物がいっぱい出てくるのも嬉しい。


設定からして、ものすごく安心して読めるお話。小学生に人気なのも頷ける。
両親を亡くし、旅館を経営する祖母と暮らすことになった、おっこちゃん。主人公である彼女をとりまくのは、幽霊の友人2名、向かいのライバル旅館の娘、真月。そしておかみである祖母、仲居さんに板前さん。
大人がしっかり見守っているので、子どもたちは安心して暴れることができる、みたいな雰囲気。羽目をはずしすぎれば、ちゃんと叱ってくれる大人がいる。
おっこの性格を言い表すなら「明るくてファイトがあって、おっちょこちょいなところもある女の子」。彼女がさまざまなお客と接し、トラブルを解決しながら成長する話。――こんな風に書くと、いかにもどこにでもありそうな物話だ。でもその正統派の話をこんなにも心地よく楽しませてくれる本には、なかなかお目にかかれないと思う。それこそ「春の屋」でおもてなしを受けている気分。

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