連休中の読書はライトノベルに費やしてみようかと思い立つ。前半戦はこの2冊。

リバーズ・エンド (電撃文庫) リバーズ・エンド (電撃文庫)
高野 音彦

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これは、いわゆる「セカイ系」のくくりに入る。偶然(それが作られたものであれ)出会い恋に落ちた相手が、実は世界の行く末を握っていた(具体的には地球を滅ぼすほどの破壊力を持っている)という設定。アニメで言えば、「最終兵器彼女」が仲間だろう。
主人公は、↓の「一億百万光年~」と同じく、中学2年生の男の子。同じように自意識が強い世代だけど、何が一番違うかって、書き手の目線だろうなぁ。子どもの感性そのままに同じ地平に立って書く目線と、大人がかつて子どもだった自分を懐かしむように書く、上から目線。どっちが好みかは、人それぞれかな。そもそも自分自身、判断がつかない。

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫) 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
―幸せの背景は不幸
(電撃文庫)

入間 人間

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これは、かつて共に誘拐と虐待を経験した少年と少女の話。ずば抜けた黒さ&重さゆえにラノベの枠を越えかかってると思う。人間関係はえげつなくドロドロだし、スプラッタな場面が多いので、R指定が必要かと思うほど。でも面白い。かなり面白い。読後感があの話によく似ていた――えーっと、そう、太宰の「人間失格」。

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