起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術 起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術

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アマゾンでの評価が両極端に別れていて面白い。「飽きた」「文章がひどい」「ページ数に対して内容が薄い」というレビューがあるかと思えば「わかりやすい」「生きる指針になりました」という絶賛レビューも。
ざっと目を通して★5つつけた読者の方が人生の勝ち組だなとは感じたけど、★一つのレビューの方が面白いのはなぜ? きっと人の不幸は蜜の味がするからだよ。


冗談はさておき、個人的にも★5つつけたい気分と1つでいいや、という気持ちが混在する。
というのは、勝間さん(勝手にさん付けして失礼。ついったーでフォローさせてもらっているので親近感あり)がこの本で示しているのは、物事を捉える枠組みであって、枠組みについての詳しい説明や、「じゃあ具体的にどうすればいいの?」という点にはあまり踏み込んでおらず、ほかの著作にそれらの説明をゆずっているからだ。
だから自分の立場や考え方を、提示された枠組みにうまく落とし込むことのできる人には役に立つが、枠組みの中身やさらなる解説を期待する人たちにとっては失望させられる本となったに違いない。
ということでフレームワーク設定の素晴らしさに関しては★5つ、具体的説明が不親切なことに対して★1つ。具体例としてご自分の体験を引き合いに出しているけれども、それではただの自慢話と曲解される恐れがあるし、実際にそうなっている。
あとは、文章力の不足は確かにそうかもしれない。正確な文意が取れない箇所、カタカナ用語の説明が不備と感じた箇所がいくつかあったし、あれだけの内容を説明するならページ数は2/3で足りただろうに、とか。ま、これは編集者との連帯責任だ。
それでも勝間さんは実際凄い人だと思うし、人として尊敬できる。日々ついったーで追っていると魅力がよくわかるよ。あ、でもカツラーじゃないですから、自分。

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