4569633536 脳と創造性 「この私」というクオリアへ
PHP研究所 2005-03-19

by G-Tools

「いいもの読ませていただきました」というのが読後の第一印象。「創造的に生きるとはどういうことか」という点について著者の信念が伝わってきた。
日常で経験するさまざまな感覚のズレや行き違い、怒り、憎しみ、悲しみといった負の感情、さらに一般的にはマイナスイメージを持つ退屈さやあてもなくうだうだ過ごす日々、そういったものすべてが創造的に生きるために必要な事象だという。これらを引き受けて生きることは決して楽ではないけれど、そうすることでしか創造的な生を送ることができないのが人間の定めらしい。
定めというと宗教臭いけれど、人間の進化の過程を検証したり脳科学的アプローチから見ても同じ結論に至るところが興味深い。


思わずふぁぼりたくなる文章が多すぎて、紙媒体なのが残念。本当にしみじみ心に響く文が多いんです。どなたか茂木健一郎botを作成してくれませんか?(←ついったーにはまりすぎ)

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