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読書会を開いた翌日は、猫町倶楽部・文学サロンに参加してきた。

場所は納屋橋近くのとあるカフェ。やや暗い照明に、ドリンク&デザート付きで、随分リラックスしながら話ができた。ただ、全体的に喋り声がわやわやと充満してしまうのと、となりのグループの人の声が大きくて肝心の自分のグループの人の話が聞こえにくかったというのはあるかな。これは場所柄、改善は難しいのかもしれないけど。

結果から言えば、今回は非常に楽しかった。経験者が多かったことと課題本(谷崎潤一郎「刺青・秘密」)が良かったこと、また自分の得意分野が文学であること、などいろいろな要素が交じり合ってのことだと思う。

また、本の感想を語るに際しては、他人の意見を否定しないというルールがよく効いているのか、場の空気を悪くするような激論は交わされないし、ドレスコード設定&ベストドレッサーの選出という一種のゲームもあって、これはまったく楽しく健全な大人の遊び場だ。

思うに、こういう感想を語り合う会というのは、参加者とテーマとなる本の微妙な相互作用で場の空気が決まるんだなと強く感じた。同じ本を扱うにしても、メンツによって過激になったり教訓的になったり。また同じメンツでもどんな本を扱うかで空気が変わったり。毎回うまくいくとは限らないが、本と人を味わうのが、こういう集まりの楽しさなんだろうな。

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