4月は危なく坊主になるところでした。最後の一週間で頑張りましたとも。

皆川博子の「倒立する塔~」は圧巻でした。キーワードとなる「倒立」は「塔」のことだけでなく、さまざまなものを表象してます。人間関係、世界の見え方、価値観の逆転。終戦前後を舞台にしたこの物語で、戦争前と後で大人たちの価値観がころっとひっくり返る様が皮肉たっぷりに描かれていますが、それが一番メインとなる「倒立」なのかもしれないという深読みもできます。

O-bakeの本棚 – 2014年04月 (3作品)
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