第6回 童話塾in関西に参加してきました。京都は本能寺の近く、天性寺のお座敷で開催です。分科会は「長編にチャレンジ!」のD分科会。
作品を合評するのではなく、長編の組み立て方についての話を聞いたり、実際に自分の手で「キャラクターシート」「プロットシート」を作ってみるという、ワークショップ作業ありの充実した分科会でした。合評をする創作サークル/講座は全国各地にありますが、プロットシートを作成する創作講座は初めて聞きます。最近は作品に先立ってプロットシートの提出を求める出版社もあるというので、今後重要なスキルになっていくのだろうなと思います。

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私自身、これまで長編(150枚以上)は10本以上書いていますし、設定や登場人物、おおまかな起承転結については専用ファイルを作って書き出していますが、今回のようにきちんとフォーマット化された表に自分が作ったキャラの特徴やプロット(テーマや対象読者の想定を含む)を書き込むのは初めて。実際にやってみると思いのほか穴が多い。書いていてる途中で行き止まりにぶつかったり、終着点がずれていくのは、たいてい、穴が開いている箇所が原因だとわかります。
もちろん、完璧なシートが出来上がれば完璧な物語が書けるというのではなくて、物語が進行するにつれて、シートにはどんどん情報が付加されていったり変更があったりします。それは、物語を書いたことのある人間ならだれでも経験があるはずです。ただ、道に迷いそうになったとき、羅針盤として役に立ちます。

また、非常にありがたかったのは、1テーブル(5人くらい)につき、サポート役の先生がついて、書く上でぶつかるさまざまな疑問に答えてくださること。私など、プロット書きそっちのけでQ&Aに耳をそばだてていました。プロ作家ならではの情報はとても貴重ですし、特に、構想中の作品のプロットシートとキャラクターシートを資料として頂いたときには「お宝ゲットー!」と心の中で叫びましたとも。非常に贅沢な時間でした。

書きあがったキャラクターシートやプロットシートは、グループ内で共有します。するとほかの人の頭の中がのぞけて、とても面白い。こんな発想があるのか、とか、それはもっと面白く膨らみそうだね、とか、やっぱり具体性大事とか、新鮮な情報やアイデアが入ってきます。初対面の人と一緒にワークショップを受ける利点は、こういうところにあります。

これで、自分の作品がすらすら書けるようになるかといえば、相変わらず苦闘の連続なんですけどね。でも、突破口の見つけ方が増えました。

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