雑用で忙しかった5月で、本は3冊しか読めていませんが、特筆すべきは、2ヶ月かけて『アイデア大全』を読み切ったこと。
これは思考のためのツールとして非常にスグレモノです。紹介されている42の手法の中には、すぐに実行できるものも、からくりがよく分からないものもありますが、騙されたと思って試してみると必ず新鮮な発見と驚きがあります。

「こそあどの森」シリーズは、もう本当に大好きで、「おはなし」の基本がすべて詰まっているように思います。
シリーズ1冊目の『ふしぎな木の実の料理法』は、主人公のハリネズミ少年が、他者と交流することを学んでゆく過程と、ふしぎな木の実の謎ときが見事にシンクロしてます。こそあどの森の個性的な住人たちの紹介もうまく織り込まれていて、安心して物語世界で遊べます。
どうして子どものころにこのシリーズと出会わなかったのだろうか思うと、非常に残念ですが……まあ、子どものころにはまだ存在していなかったので仕方ないですね。

『植物は〈知性〉をもっている』は、植物好きとしては、大変ワクワクする話でした。人間、というか動物とは違う知性のあり方とか、独自の生存戦略の話とか、面白すぎます。地球の真の支配者は依然として植物ですよ。なにしろ、太陽の光と水と二酸化炭素があれば自前でエネルギーを生み出せる。植物は動物がいなくても生き延びることができますが、逆はムリですからね。

O-bakeの本棚 – 2017年05月 (3作品)
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