SFシンポジウム半分だけ

先だっての9月30日、名古屋SFシンポジウム2017にお邪魔してきた。予約不要、参加費無料という、大変ありがたいイベントだ。今年で4回目ということだが、年々参加者が増えつつあるのが素晴らしい。

今年のテーマは「ヴィジュアルSFの可能性」ということで、2部構成。
パネル1 「SF映画の今」(ゲスト:添野知生氏 縣丈弘氏)
パネル2 「アニメでSFを語る」(ゲスト:中村融氏 林哲矢氏)

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2017年8月の読書

8月の忙しさはもう仕方ないです。毎年恒例のお盆行事とか家族の集まりとか……
そんな中で、頑張って読んでものすごく良かった! というのが『SFの書き方』です。ゲストの豪華さで食いついたわけですが、梗概を先に提出して、審査に合格すれば実作に進めるというシステムがすごく良いと思いました。児童文学の世界でもそういう勉強会、ないでしょうか。

下記の3冊の他、資料本を数冊。

※電気羊が面白かったのは言わずもがな

O-bakeの本棚 – 2017年08月 (3作品)
UFOがくれた夏
UFOがくれた夏
川口雅幸
読了日:08月13日
評価4

 

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第9回名古屋SF読書会

(※最初にお断わりしておきますが、これは読書会のレポートではありせん。読書会で語られた内容を元に、管理人があれこれ考えたことを書き連ねています)

はや9回目となった名古屋SF読書会の課題本は、満を持して、フィリップ・K・ディック『電気羊はアンドロイドの夢を見るか』となった。「ブレードランナー」の原作として知られ、キャッチーなタイトルのおかげもあって、大変人気の高い作品で、若い頃に読んだという参加者多数。また、そのためか新規の参加者も増えたようで、喜ばしい限り。

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2017年6月&7月の読書

6月分
資料集めも兼ねた読書でしたが、植物関係はほんとに面白い。
「森と文明」を読むと森が文明の基礎であり、森の豊かな場所が栄え、森の衰退はその文明の衰退を意味していたことがよくわかります。ギリシャも中近東もかつては豊かな森があったのですよ。

O-bakeの本棚 – 2017年06月 (6作品)
時知らずの庭
時知らずの庭
小森香折
読了日:06月04日
評価5

 

森と文明
森と文明
ジョン・パーリン
読了日:06月09日
評価4

 

はつみみ植物園
はつみみ植物園
西畠清順
読了日:06月14日

 

皿と紙ひこうき
皿と紙ひこうき
石井睦美
読了日:06月19日
評価5
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7月分
7月はやや少なめ。ですが、奈良美智関連で大収穫。とても良い出会いでした。

O-bakeの本棚 – 2017年07月 (4作品)
ちいさな星通信
ちいさな星通信
奈良美智
読了日:07月19日
評価4

 

新訳 メアリと魔女の花 (角川文庫)

 

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2017年4月の読書

4月は読書会のおかげもあり、少し頑張りました。少し、というのは300ページの文庫本を1冊分という意味です。

読書会の課題本となった『ハリー・オーガスト、15回目の人生』はそこそこ面白く読めましたが、これは設定の穴をつついて遊ぶ本では、と思います。さもなくば、オッサン科学者二人の愛と憎しみの物語を楽しむか。

4月の目玉は、なんといってもキニャール『世界の全ての朝は』です。Amazonに書影がないので、美しい表紙をお見せできず残念ですが、興味ある方は伽鹿舎のサイトでご覧下さい→
内容は、17世紀のフランスに実在した二人のヴィオール奏者、サント・コロンブとマラン・マレの師弟関係を軸に、人間と音楽と世界の関わりを問う物語。文体が独特で、「分かる人にしか分からなくて結構」的なオーラが出ていますが、そこが大変魅力的。ある種の音楽にはあの世を引き寄せる力がある、と言われて「それはアリだな」と感じたら、同類です。生とはすなわち楽の音を奏でること、と言われて「そうかも」と頷けたなら、やはり同類。

『リジェクション』は、現代イタリアが舞台のYAです。悩み多き10代の女の子が小旅行に出て、変わり者の青年と出会い、恋をするストーリー。きゅんきゅんします。
正直、イタリアの文化に少しでも憧れを感じたことのある身にはたまらなく面白い。等身大のイタリアの暮らしが見えるエピソード、青年が古典を学んでいること(イタリアの「古典」は半端ないですよ)、霧に覆われた晩秋のロンバルディア平原、冷凍パスタの(不味さの)話、何もかも興味津々で読めます。

O-bakeの本棚 – 2017年04月 (4作品)
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